2012年12月23日日曜日

自家焙煎パパコーヒー年末年始の営業について


自家焙煎パパコーヒーは、2012年も31日まで営業します。
(31日のみ営業時間を変更します。17:00までです。)
新年明けて、3日間お休みをいただき、4日から通常営業です。

※【期間限定】クリスマスブレンドは12/25の営業をもちまして販売を終了します。まだ試されて無い方はお早めに!

※「自家焙煎パパコーヒーの定期購入」をご利用のみなさまへ
 1月も、通常通り6日に発送予定です。「5日までのご入金が無理そう」「今月はいりません」などありましたら、お手数ですがFacebookメッセージなどで直接ご連絡下さい。

年末年始も、パパコーヒーの焙煎したてで新鮮なコーヒーを。

2012年12月7日金曜日

幻のアッフォガート。

花の木冷菓堂と自家焙煎パパコーヒーのイベント限定アッフォガート

12月2日。
慈眼寺ガーデンマーケット2012に出店しました。

事前予報どおりの雨天で
どうなることかと思っていましたが

大勢の方に
自家焙煎パパコーヒーのクリスマスブレンドを飲んでもらうことができました。

焙煎豆も、クリスマスブレンドとマンデリンが完売。

雨の中、ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。
そして、パパコーヒーのオリジナルエコバッグを持ってきてくれた方、ありがとうございました!

左上画像のメニューについて。

当日販売されていた
花の木冷菓堂さんのアッフォガートです。
使われているコーヒーは、実はパパコーヒーのクリスマスブレンドでした。
イベント限定のコラボレーション。

こちら、

わっぜぇうんまかでした

自画自賛でも良いんです。

花の木冷菓堂さんのジェラートと
ブレンドのベースとなっているルワンダ(ニヤルシザ)の風味がとても良く合っていました。

イベントでは
こうしたコラボメニューだけでなく
移動販売車まで貸して下さった
花の木農場さん、
本当にありがとうございました!

2012年11月30日金曜日

販売予告「クリスマスブレンド2012」


今年は
やります。
クリスマスブレンド。

2012年12月2日、
慈眼寺ガーデンマーケットにて販売開始!

詳細はヒミツです。
アフリカの豆を中心に仕上げましたよ。 

2012年11月18日日曜日

こんなにおいしいコーヒーをつくる国


ナゾのゆるキャラが誕生してしまいました。

ティエラデントロくん

はい、ここでブラウザを閉じないで下さい。

激しく気になるとは思いますが、説明は省略します(笑)。

ところで─
「毎日カレーでOK!」という人がいます。
「毎日ラーメンでOK!」という人もいますね。
実は、コーヒーの銘柄にも同じようなことがあって、パパコーヒーのお客さんにも、必ず「マンデリン」を注文してくれる方がいます。
必ず「モカ」の人もいるし、必ず「キリマンジャロ」の人もいる。
「いつもの。」が通じる人が一握りですがいるわけです。

どうしてこんな話をするかというと、コーヒー豆の専門店を始める前の店主(♂)が実はそうでした。
毎回「コロンビア」。
「今月のおすすめコーヒー」等には目もくれずに、もうとにかく毎回「コロンビア」(笑)。
くる日もくる日もコロンビアコーヒーを淹れて飲んでいれば幸せでした。

コロンビアコーヒー独特の風味が好きなんでしょうね。
自分でコーヒー豆の焙煎をするようになってからは、必要に迫られて他の銘柄も口にする中で、それぞれの良さを知り、プライベートでも色々飲むようになりました。
それでも今でもコロンビアコーヒーには特別な思い入れがあります。

あまり知られていませんが、コロンビア共和国という国は「コーヒーの生産」世界第3位です。

【1位】ブラジル
【2位】ベトナム
【3位】コロンビア

2位のベトナムは缶コーヒーやインスタントコーヒーの原料となるカネフォーラ種の生産が主なため、生豆や焙煎豆として目にするコーヒーで言えばコロンビアは実質2位なのでは。

ブラジル&コロンビア、【4位】のインドネシアあたりは、日本の自家焙煎店のほとんどのブレンドコーヒーにブレンドされているんじゃないかというくらい「定番」なのです。

コロンビアはコーヒーの他に、コカインの産地としても有名です。 
それなりの組織の方が多くいらっしゃるため、「10万人あたりの殺人事件発生率」という統計データで長年1位の座に着いていたり(今は南アフリカでしょうか??)と悪しきイメージがつきまとってしまう国であることもまた事実です。
オウンゴールをしてしまったプロサッカー選手がファンによって銃殺されてしまった、というニュースもありました。


様々な背景をもつコロンビアですが

やはり
「こんなにおいしいコーヒーをつくる国」です。
 コロンビアコーヒーのリピーターでもあった店主(♂)は、この国の悪しきイメージが名実ともに浄化されていくことを信じてやみません。

みなさんも
「こんなにおいしいコーヒーをつくる国」のコーヒーを楽しく味わってみて下さいね。

2012年11月14日水曜日

慈眼寺ガーデンマーケット2012 出店決定。

慈眼寺ガーデンマーケット2012ポスター

12月2日、今年で7回目となる慈眼寺ガーデンマーケットに出店させてもらえることになりました。
自家焙煎パパコーヒーの出店はもちろん初めて。
昨年は、混ぜて欲しい一心で「慈眼寺ガーデンマーケットの帰りにパパコーヒーにもお立ち寄り下さい。」とツイートした切ない思い出が頭をよぎります(笑)。
今年は思いが通じました。
実行委員のみなさんありがとうございます!
 そして、当店のお客さんも、初めましてのみなさんも、12月2日はぜひ慈眼寺公園に来てくださいね!

★自家焙煎パパコーヒー当日の営業について
12月2日は、谷山中央のお店は営業しません。
スタッフ総動員(といっても2名)でガーデンマーケットへ参加します。
当日はコーヒー豆も販売予定です。
コーヒー豆をお求めの方も、慈眼寺公園へ!
(パパコーヒーオリジナルECOバッグなど提げて来て頂けると、店主は泣いて喜ぶはずです。)

イベントパンフレットは参加店舗の店頭で手に入ります。
もちろん「自家焙煎パパコーヒー」にも置いていますよ。
出店地図など、事前チェックを!

当日、慈眼寺公園でお待ちしています。

2012年11月9日金曜日

フレンチ・パパ、進化して再登場。

フレンチ・パパ

夏季限定ブレンド「パパアイス」の販売終了に伴い登場した深煎りブレンドの「フレンチ・パパ」。

この度、焙煎内容とコーヒー豆のブレンド比率を変更し、パワーアップして再登場しています。

コーヒーは、単一の銘柄のみでも十分美味しいのですが、別の銘柄をいくつか組み合わせて淹れると、味や香りに奥行きが出たり、 思わぬ旨みが生まれたりします。
これが「ブレンドコーヒー」の良さです。

ブレンドコーヒーを作るのには、2通りの方法があります。

①それぞれの銘柄を別々に焙煎し、後からお好みの比率で混ぜる。

②生豆のまま複数の銘柄を混ぜてしまい、それを焙煎する。

「フレンチ・パパ」のリリース時、実は②の方法でブレンドしていました。
これはブレンドされる生豆の条件(大きさや、含んでいる水分の量など)が似通っていれば良いのですが、異なる条件を備えた豆を焙煎する場合、「生豆の水分が抜けきらない」逆に「水分が抜けすぎて火に負けてしまう」ような豆が出てきます。

このようなコーヒー豆は、カップの中で"悪さ"をすることになります。

そこで今回、焙煎方法を①へ変更しました。
相性の良いコーヒー豆同士を一緒に焙煎し、後からブレンドしています。
さらにブレンド比率を変更し、調整。

それぞれのコーヒー豆の個性を活かす焙煎をしているため、味や香りに奥行きが生まれ、もちろん"悪さ"をする豆もいなくなっています。

これまでは全体的に浅煎りの傾向が強かった自家焙煎パパコーヒー。
フレンチ・パパは一つのチャレンジです。
ぜひお試し下さい。

え、どこかで見たことのあるアイコンですか?
気のせいではないでしょうか(笑)。

2012年11月4日日曜日

ヒゴガマ、入荷しました。

肥後窯
鹿児島市郊外、平川町。
国道からすぐのところにこんな場所があるのか、という"猪でも出てきそうな"素敵な佇まいの窯元「肥後窯」のお話です。

初めて社長にお会いして陶器を扱いたい、とお願いした時
「見せられる器は無い。」
という言葉が返ってきました。

内心(うそつけ笑!)と思いましたが呑ん方の約束だけ取りつけてその場は退散。

無口で親分肌の社長の人柄を慕ってか、
アトリエには全く異業種のオヤジ達が文化サロンさながらに集まってきます。
土の床に椅子を並べ芋焼酎片手に JAZZやバイク、釣りの話に花を咲かせます。

アトリエには、いつの間にそんなことをしているのか、
組み立て途中のバイク、
塗装中の大型ストーブ、
深煎りコーヒー豆の入った焙煎用手網、
オーディオスピーカー・・・etc
が所狭しと並んでいます。
もちろん素焼きを終えた陶器も。

これは後から分かったことですが
社長はスランプ期(?)に入ると窯に火をいれるのを暫く止めてしまうそうです。
僕が最初にお会いした時も、
もしかするとこのスランプ期だったのかもしれません。

「これは絶対に売らない。」
社長が急に、「火が均一に回らなかった」という器を目の前でガチャンと割って見せてくれました。
器の断面は、火が均一に回らなかったコーヒー豆の断面にそっくり。
外見からはほとんど分かりません。

「自分が納得のいかない器は売らない」
これは彼が一貫して守っているルールのようです。

こんな頑固オヤジが一つ一つ丹精込めて焼き上げる、どこか知的で温かみのある器は量販店では手に入らない幻の一点物ばかり。

肥後窯、入荷しました。

※呑ん方=飲み会のこと。

2012年11月2日金曜日

焼菓子店kukushkaさんとのコラボ開始。


清和小近くの「焼菓子店Kukushka」さんにはもう行かれましたか?

自家焙煎パパコーヒーは、今回kukushkaさんと提携。

店内でバターたっぷりのフィナンシェ(3個入120円)をはじめ、コーヒーにもピッタリの焼菓子、販売開始です。

Kukushkaさんでは、Kukushkaブレンドコーヒーを買うことができますよ!




「焼菓子店Kukushka」
鹿児島市清和2-1-3
営/11:00~19:00
休/月

2012年11月1日木曜日

自家焙煎パパコーヒー 1st Anniversary



11月1日は、自家焙煎パパコーヒーのオープン記念日です。
自家焙煎パパコーヒーも今日で1周年を迎えることができました。
これも繰り返し来店してくれるお客さん1人1人のおかげです。

改めまして
いつも本当にありがとうございます。

一杯のおいしいコーヒーにより、
多くの「良い仕事」が生まれ
結果、鹿児島や日本が元気になる。

自家焙煎パパコーヒーは、2年目も精一杯頑張ります。引き続き宜しくお願いいたします。

2012年10月13日土曜日

焙煎過程のコーヒー豆、ディスプレイ中。


10月13日限定で
店内に「焙煎過程のコーヒー豆」を
ディスプレイしています。

スニッ■ーズのような甘い香りがします。

「コーヒーの焙煎」は
生豆の状態のコーヒー(粒が小さく青白い)を
「直火」や「熱風」で加熱し
みなさんよくご存知の茶色いコーヒー豆に
加工することです。


1回の焙煎は、20分もかからないくらいですが
段階によって、コーヒー豆の状態は
どんどん変わっていきます。

今回店内にディスプレイしているコーヒー豆(写真)は
焙煎釜の温度が150℃を超えたあたりで取り出したもの。

実は釜の温度が130℃~150℃くらいの時、
ピーナッツバターの香りを強くしたような
ナッツ系の甘い香りを出す豆が多いです。

この甘い香りをコーヒー豆に閉じ込めるのも
焙煎士の仕事のうち。

2012年9月23日日曜日

WOODSTOCK HOLIDAYS



ある方が
自家焙煎パパコーヒー店内で
感じた音風景を

コンパイルして
持ってきてくれました。
CD2枚分!

店内で音風景を感じてもらえたのも嬉しいし
わざわざCDに焼いてくれたのも嬉しい。


またタカラモノが一つ増えました。

2012年9月21日金曜日

風に立つフラミンゴ


オープン当初から店頭に並べているキリマンジャロ。
アイコンは1羽の鳥です。
これはフラミンゴ。

自家焙煎パパコーヒーのキリマンジャロは
実は1度銘柄変更をしていますが
変更前変更後どちらも
タンザニアの豆を使っています。



浅く焼くと
昭和の喫茶店で味わっていた懐かしいコーヒーの酸味と
甘い香りが漂うバランスの良いコーヒーです。
他の豆よりゴロンゴロンと無骨な見た目。

アフリカ大陸にすら行ったことが無い店主が
キリマンジャロの風景をアイコンにしたい
などと考えている時に
浮かんできたのがこの1曲。



特に好きなわけでは無いのですが(笑)
さだまさしさん聴く度に
これは「和製ラップ」と言っても良いんじゃないかと
思ってしまいます。

「風に立つライオン」は
アフリカで活動するお医者さんからの手紙が
そのまま歌になったような1曲。

中に

ビクトリア湖の朝焼け
100万羽のフラミンゴが
一斉に翔び立つ時暗くなる空

という節があります。

これはきっと
キリマンジャロを代表する風景の一つ。

キリマンジャロのアイコンとして
1/1000000のフラミンゴを描くことに決めました。

フラミンゴで一杯の空、
いつかこの目で見てみたい。

平川動物園のフラミンゴ、
増えないかな・・・(笑)。

2012年9月10日月曜日

鹿児島の陶器セレクトブランド「火山<KAZAN>」はじめました。


陶器の販売を開始しました。
おかげさまで、
早くもご好評いただいてます。
同時に「火山<KAZAN>」コーナー、
開設。

「火山<KAZAN>」は、
鹿児島ご当地の無銘良品をご紹介する
オリジナルセレクトブランド。
自家焙煎パパコーヒー店頭でのみ
限定販売です。


特に「シラスと火山灰のコーヒーカップ」には
店主の"ある強い思い"を込めました。

ベタではありますが、
ロゴはもちろん桜島と新燃岳。

お客さん「どっちが桜島?」
店主「うーん、どっちでしょう・・・」
などというやり取りもありました(笑)。

コーヒーは、器も本当に大切。

2012年8月13日月曜日

自家焙煎パパコーヒー夏季休業のおしらせ















一部のお客様には店頭にてお知らせしておりますが
自家焙煎パパコーヒーの夏季休業日程は
上図の通りとなります。

8月17日(金)~19日(日)の間、休業いたします。
8月15日(水)は臨時営業とさせていただきます。

休業中、お客様にはご迷惑をおかけしますが
ご理解ご協力の程、お願いいたします。

2012年7月30日月曜日

シ・シンガマンガラジャ12世の物語

自家焙煎パパコーヒーのPOPの中でも
一際目を引く「マンデリン」のアイコン(左)。

お客さんからは「これ、誰ですか(笑)?」という質問をよく受けます。

これは、インドネシア・バタック族最後の王
シ・シンガマンガラジャ12世
(Si Singamangaraja XII)
という人物を描いたものです。

はい、ここでブラウザを閉じないで下さい(笑)。

コーヒーの主要な産地の歴史を紐解くと
「欧米の植民地政策と先住民族の対立」
というストーリーに出会うことが少なくありません。

中でも店主は、特にオランダとバタック族の話に魅かれています。

バタック人は、
現在はインドネシアの学界や財界インテリ層の多くを占める
知的・文化レベルの高い民族である一方で、
19世紀末までは伝統文化として「食人」の風習があったことで有名です。
言ったら「人食い人種」でした。
お腹を満たすためではなく、あくまで儀式としての食人だったようですが・・・。

「当時バタックの地を探索しようとした欧米人の多くは、生きて帰ることがなかった。」
というから、ガクブルでもあり、とても気になる民族です。

このバタック族のラストエンペラーが
シ・シンガマンガラジャ12世。
6部族からなるバタック族を束ねて
植民地化を進めるオランダ軍からバタックの尊厳を守るため戦うこと20余年。

オランダの勝利により、インドネシアは世界的なコーヒーの産地となりましたが
シ・シンガマンガラジャ12世は
現代でもインドネシアのお札にプリントされるほど
英雄視されています。

オランダとバタックの対立について
詳細はコチラのブログから。
「バタック族 ~ 国民の英雄とキリスト教化」

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自家焙煎パパコーヒーの「マンデリン」は
ブルーバタックという豆を使っています。
そう、バタック族のコーヒーです。

シ・シンガマンガラジャ12世が戦争に勝っていたら
きっとこのおいしいコーヒーは飲めなかったでしょう。

それでも自家焙煎パパコーヒーは
シ・シンガマンガラジャ12世に敬意を表し
彼をブルーバタックのアイコンとして描いてみました。
表情に少しの憂いを込めて─。

2012年7月8日日曜日

【先行告知】リキッドタイプのアイスコーヒー間もなく販売開始!!


【先行告知】
自家焙煎パパコーヒーの「贅沢トラジャアイスコーヒー」。
近日中に販売開始します。
トラジャらしい深みのある旨みと、ネルドリップならではのなめらかな口当たり。
お中元枠あけといて下さいね!

2012年6月29日金曜日

トラジャを使ったコーヒーゼリーの作り方。


今日はコーヒーゼリーの作り方を。

利用するコーヒーはお好みの豆で構いませんが
自家焙煎パパコーヒーの
2012年6月度1番人気銘柄
「トラジャ(カロシ トラジャG1/フルシティロースト)」
がおすすめです。




①通常通り、ペーパードリップでコーヒーを淹れる。
②コーヒーをコーヒーサーバーからタッパーに移し、市販のゼラチンを少々加える。
※ゼラチンの量は、
寒天のようにカチカチにならずにベチャッとした仕上がりになる量に調節する。
③そのまま冷蔵庫でキンキンに冷やす。
④素敵な器に盛り付け(器も大事。)、
ハーゲンダッツかレディボーデンのバニラアイスを乗せて完成!

トラジャは、ホットでもアイスでも美味しい上に
コーヒーゼリーのようなアレンジにも良く合うため
特に夏場は、常備しておきたいコーヒーの一つです。

店頭もしくはFacebookのファンストアにてお求め下さい。


Facebookファンストア

以上、コーヒーゼリーの作り方でした☆

その後、当店のお客さんが完成写真をシェアしてくれました。ありがとうございます。

器も小物類もとても涼しげで素敵です。

2012年5月11日金曜日

麦茶用の背の高いガラスのアレで。

鹿児島の5月の日差しは「色」が違います。

まるでスパイク・リー映画のビビットな色彩のよう。

店主の予想よりも早く来た夏。
自家焙煎パパコーヒーは、予定よりも早くアイスコーヒー用ブレンド豆を解禁しました。

その名も「パパアイス」。

開店当初、お蔵入りとなったあの豆も復活、ブレンドされています。

飲み口すっきり のどごししっかり。
クリアな味わいをご家庭で楽しんで欲しい。
そんな思いで仕上げました。

ご家庭でアイスコーヒーを作るのは面倒だという声をたまに聞きますが、
普段コーヒーを淹れている方であれば、
麦茶風に冷やすだけでカンタンに作れます。

①アイスコーヒー用の豆を選ぶ。
  (黒々と深く焼かれた苦い豆を選びましょう。冷やすと酸っぱくなるため。)
  (というより、パパアイスを選びましょう笑。)
②レギュラーコーヒーよりも豆を粗目に挽く(お好みに合わせて)。
③レギュラーコーヒーと同じ要領で淹れる。
④麦茶用の背の高いガラスのアレに移して、氷水をはったボールの中で冷やす。
⑤冷蔵庫に移す。

水出し器具などの用意が無くても
これで十分アイスコーヒーを楽しめます。
その他の方法はまた別の機会に。

パパアイス、ぜひお試し下さい。

※画像は「パパアイス」の公式アイコンです。なんとも手描き風。

2012年5月7日月曜日

奮い立て、「コーヒー係長」。

こちら少し前のニュース。

「コーヒー係」命令は違法 当該銀行に賠償命令

 ある銀行が、自主退職要求に応じなかった元行員を「コーヒー係」に任命。
元行員が「いじめだ」と銀行側を訴えた、という内容です。

───

自家焙煎パパコーヒーは断固抗議します。
制裁の意味を込めて「コーヒー係」への配置換えという経営判断をしてしまう銀行にも、
「コーヒー係」に配属されたら「訴える」という発想になってしまう元行員にも。

「コーヒー係」に配属されたら
会社の業績を大幅アップさせる程の
クリエイティブで美味しい一杯のコーヒーを
淹れ続ければ良いのです。

自家焙煎パパコーヒーは、
そんな「コーヒー係」を全力で応援します。

奮い立て、全国の「コーヒー係長」。

2012年4月8日日曜日

花よりコーヒー

土日休みの方は、今日が花見のラストチャンスでしょうか。

慈眼寺周辺では、
3月中旬に咲く中山の桜を皮切りに、
慈眼寺公園、谷山神社・・・と
桜の開花にかなり時差があるのだとか。

長く花見を楽しめる素敵スポット、慈眼寺。

今日も近隣にちらしを配りましたが、
庭に大きなソメイヨシノが咲くお宅も少なくなかったです。

花よりコーヒー。
花見のお供にもパパコーヒーのコーヒーを。

※画像はイメージです。慈眼寺の桜ではなく、何故か小伝馬町(東京)の桜(笑)。

2012年3月18日日曜日

コーヒー女子

増えていますね、コーヒー女子。

コーヒー女子とは─
自宅でドリップしたコーヒーを魔法瓶に入れ、職場や街中など、外出先で本格コーヒーを楽しむおネエさんたちのこと。
インスタントはダメです。
あくまで自分でドリップしたコーヒーを持ち歩く女子。

お子さんの野球観戦にも、お母さん同士でコーヒーを持ち寄るとのお話も聞きました。

今日も、パパコーヒーのブラジルを持ってお出かけをされてる方がいらっしゃいます。
パパコーヒーならではの甘味が出ていますように。

※画像はイメージです。THERMOSさんの商品画像を勝手に拝借したもの。

2012年2月10日金曜日

コーヒーは器も大切。

本日、陶芸家のお客さんからいただきました。

シンプルながらも、粘土の質感と作り主の個性が現れています。

使えば使うほど、釉薬の隙間に渋が入り込んで、良い味が出てくれそうな逸品。

早速、パパコーヒーのマンデリンをいただきました。

タカラモノです。大切にします。

コーヒーは器も本当に大切。

2012年1月29日日曜日

パパ1号

今回は、公私両方で大活躍してくれている

パパ1号  のご紹介。

当初これで移動販売のみを考えていたため
スペックよりも顔が重視されました。

店主と一緒に鹿児島入りする時には、
東京湾有明の船着場からはるばる出航。
その後、新門司から九州自動車道を縦断。

資材運びにも活躍し、
現在、専ら店主の出勤用です。

2012年1月19日木曜日

DIYのススメ お店を作ってみよう~その4:組み立て完成~

展開図と木取り図が完成すれば
あとは図の通りに組み立てるだけです。

ドリルやドライバーの使い方などは省略させてもらい
最後は展開図と完成写真を公開させてもらいます。

初回エントリーのGoalの絵と見比べてもらえると
面白いかと思います。

【A】レジ台兼品物受け渡し台
荒材で骨組みを作り、壁面に杉板を並べて着色。
天板には木目を活かすためパイン材を使用、油性ワックスで仕上げ。






















【E】オーディオスペース兼お試し用コーヒーメーカー台
大幅に変更を加えた箇所です。
杉板で棚を作り、荒材の木枠で囲いました。
壁面は杉板を貼り、全面塗装。
(展開図と完成写真、向きが違います。
展開図を90度左回転させたものが完成写真。)







































【B,C】コーヒー棚、器具棚、スタッフ作業台
杉板を組み合わせた棚を2つ作り、連結。
実は奥の棚は裏側が店員の作業台となっています。
業務用のミルと秤が置いてある。





















【F,G】試飲台
画像の公開は敢えてしませんが
FにもGにも開閉式の扉がついています。
電気ケーブルの配線用に開閉式になっているため
営業時に使うことはありませんが。
扉をピタと合わせる部分、テクニックが必要でした(笑)。

実は、焙煎所をはじめ、営業所一部も手作りしているため
実際はもっと作りました。
テスト焙煎と平行して進めること2ヶ月。

全体の完成写真は載せません。
来店時のお楽しみ。

どうでしょう。
何か作りたくなってきませんか(笑)?

DIYのススメシリーズはこれで一旦終了します。
気が向いたら第2弾があるかもしれません。

DIYのススメ お店を作ってみようシリーズ
その1:GOALの絵を描く
その2:準備
その3:展開図と木取り図を描いてみる
その4:組み立て完成

DIYのススメ お店を作ってみよう~その3:展開図と木取り図を描いてみる~

では具体的なお店作りです。

本ブログDIYのススメシリーズの初回エントリーで公開した絵を元に
A,B,C・・・でナンバリングした部分を個別に作り
後で合体させる、という手法をとりました。

■展開図

まず、「展開図」と呼ばれる設計図を描きます。

店舗スペースと焙煎所を仕切る230cmの壁(Goalの絵、画面中央)の一部を
展開図にするとこうなります。

45角の荒材をどう組み上げるか、
を具体的に設計した絵です。
どの大きさの木材が、
どこにどれだけ使われるかが描かれています。
もちろん組み立てる時も
この展開図を元に木材を組み上げます。













■木取り図

さらに木取り図を描きます。
どの資材からどんな大きさの木材を切り出すかを事細かに設計したものです。

この木取り図をホームセンターや工務店に持っていくと
担当のおっちゃんが、専用のカッターで図の通りに木材をカットしてくれます。

資材の種類、サイズや価格はお店によって変わってくるため
木取り図を描くためには事前の下調べが欠かせません。
幸い、パパコーヒーの近所には分かっている範囲でも
工務店×1、ホームセンター×3があるためとても助かりました。
実際、パパコーヒーの店舗内装の9割9分は、
ナフコ(七ツ島店)とニシムタ(N'sCITY谷山店)の資材とカットサービスによって
成り立っています。
特にナフコ資材館のN田氏にはとてもお世話になりました。上手だし、早かった!
(たまに木取り図が読めないおっちゃんがいて、大変でした・・・。)

余談はさておき、
さきほどの仕切り壁に使う荒材を木取り図にするとこう。





















すべての内装部分の展開図と木取り図を描き、
ホームセンターでカット。

これで、設計と資材調達が完了です。

次エントリーへ続く

DIYのススメ お店を作ってみようシリーズ
その1:GOALの絵を描く
その2:準備
その3:展開図と木取り図を描いてみる
その4:組み立て完成

DIYのススメ お店を作ってみよう~その2:準備~

いよいよ、お店を自分の手で作ることになったら
準備開始です。

どこを自分で作って、どこを専門家に任せるか
ということを整理しておいた方が良いです。

パパコーヒーで実際に手を入れたところは以下の通り。
【1】ガスの配線変更
【2】電気の配線変更
【3】洗面台一基追加
【4】トイレと焙煎所の間に部屋を一つ増設
【5】その他の内装工事すべて

当初、【1】以外はすべて自分でやろうと考えていました。
が、【2】【3】も施工には免許が必要ということで、
【1】~【3】は業者にお願いしました。

【3】【4】は、保健所から営業許可をもらうために必要な項目でした。
手をつける前に業態は分かっているはずですから
事前に保健所その他の公的機関に確認しましょう。
パパコーヒーの場合、【3】【4】について後から指摘され、手戻りがありました。
このタイムロスはとっても痛いです(笑)。

では、いよいよ作業開始。

工具類は色々使いました。
ただし、本当に必要なものはそんなに多くなく、
買ってもそこまで問題ないレベルです。

一番必要なものは「気合(プライスレス)」です。

パパコーヒーは、ほぼすべて木工だったため
本当に重宝したのがこれ↓。

■インパクトドライバー

ハンマー機能がついていてビスを打ち付けてくれる
電動ドライバーです。
パパコーヒーでは、電圧14.4V、
無負荷回転数分間0~2600、同打撃数3000の
わりと強力なものを使いました。

インパクトドライバーを新調した時、
これさえあれば何でも作れるんじゃないかと過信した程、作業が効率化します。

その他工具について。

■ビス

数百本単位でパッケージ販売されている「コーススレッド」が良いです。
安いし、強度もバッチリ。
弱いビスだと、インパクトドライバーの打撃に負けて溝が丸くなってしまいます。
パパコーヒーは、コーススレッドや天ビス合わせて1000本近いビスを使っています。

■鋸、サンダー

鋸やサンダーは、資材の縦横幅がきっちり揃わなかった時などに使います。
今回は、通常のリーズナブルな竹挽き鋸と、
細かい加工用に挽き回し鋸を使いました。
サンダーはお隣の居酒屋「彩いろ」さんのマスターが貸してくれました(!)。
サンダーは、壁扉部分のミリ単位のサイズ合わせに重宝しました。
汚い荒材をキレイにするのにも使えます。

■塗料

木工では、着色も大切なポイント。
木目を活かした風合いにしたいのであればワックス選びを慎重に。

パパコーヒーでは水性ペンキと油性ワックスを使用。
着色部分はペンキを重ね塗りし、
レジ台などの木目を活かす箇所は、OSMOカラーで仕上げました。

その他、焙煎所のダクト部分の柱に、
「エイジング(経年)加工」を施してみたのですが
誰も気づいてくれないので、ここでは伏せておきます(笑)。

■その他

細かい工具・道具類は必要に応じて。
まずは「メジャー、スケール」
設計時から施工まで“採寸の鬼”でした。メジャーは頻繁に使います。
店舗スペースの端から端までをカバーできるものが◎です。
「養生シート、テープ」
賃貸物件であれば施工時の養生は欠かせません。
養生テープは塗装時に使用。
「接着剤、木工用ボンド、パテ」
解体のことを考えると、あまり使いたくないのが接着剤ですが
今回ボンドは大量に使いました。
隙間穴埋め用のパテは購入しましたが、実はまだ未開封です。
「電動ドリル」
すっかり忘れてました。ドリルも必須です。
基本的に
ドリル→ドライバー→ドリル→ドライバーの繰り返しです。

道具が揃ったらいよいよ施工。

次エントリーへ続く

DIYのススメ お店を作ってみようシリーズ
その1:GOALの絵を描く
その2:準備
その3:展開図と木取り図を描いてみる
その4:組み立て完成

2012年1月18日水曜日

DIYのススメ お店を作ってみよう~その1:GOALの絵を描く~

ブログを開設して2回目のエントリーは
お客さんに対してというよりも
「これから自分でお店を作ってみようと考えている」という方へ
店主の経験を共有することを目的とします。

それから、東京ほか各地の友人知人達へ
店主が鹿児島に移住してから
オープンまでの間、一体何をやっていたかの
報告も兼ねて。

細かく挙げればキリがありませんが
一言で言うと、お店を作っていました。

引っ越して来た当初、
店舗スペースは、学校の多目的教室のようなガランとした空き部屋でした。
前の借主が会社の営業所として使っていたとのこと。

ここに、自家焙煎コーヒー屋としての設備を整えなければいけない。

最終的に自家焙煎パパコーヒーが出した結論は
「お店は自分達の手で作る」でした。
この時の店主夫婦の討論の内容などは省略します(笑)。
※ちなみに店主(♂)は断然業者に任せる派
店主(♀)は自分達の(というか旦那の)手で作る派
でした。

ここはとても大切な判断ですので慎重にすべきです。

まずGOALの絵を描きます。
何が必要か。それぞれ、いつまでに作るか。

何が必要か、については
店主(♀)が焙煎コーヒー豆店勤務経験が長いため
店舗オペレーション導線から必要な設備まで、
もれなく洗い出せました。

お店を作りながらテスト焙煎を重ねる必要があるから
焙煎所は先だね、といった具合に
作る順番や期限が自然に決まっていきました。

空き部屋細部の採寸を繰り返し
1枚の絵が完成しました。
(完成したお店は、かなりこの絵に忠実です。)
※パースが狂っている部分は、イメージが曖昧な箇所で、
実際、E、Fのあたりは作りながら大幅に変更しました。




















この時点で予想される
「お店の質」と「コスト」が
業者に任せるか、DIYで自分で作るかの
判断の元になるかと思います。

ともかくこの1枚の絵から
パパコーヒーのお店作りはスタートしました。

次エントリーへつづく

DIYのススメ お店を作ってみようシリーズ
その1:GOALの絵を描く
その2:準備
その3:展開図と木取り図を描いてみる
その4:組み立て完成

2012年1月6日金曜日

今年もよろしくお願いします。ブログ、始めました。

新年明けましておめでとうございます。
2012年1月5日、自家焙煎パパコーヒーは新年最初の営業日でした。

昨年11月のオープンから数えて
パパコーヒーの歴史はまだまだ2ヶ月程ですが
この2ヶ月間、既に多くの方々に支えてもらっていたことを実感しています。

特に、東京から来た見知らぬオトコの店に
オープン直後から
繰り返し来てくれる地域のお客さんには
サービスのレベルを少しでも上げることで恩返しをしたい。

そこで今年は─

■コーヒー豆、充実させます。
⇒味のレベルアップと銘柄数アップ。ブレンドも増やします。

■お店、キレイにします。
⇒POPの質、内装、何より外装。

■ギフト、強化します。
⇒ギフトセットの種類充実。何よりラッピング技術。

■WEB、強化します。
⇒公式ページ開設。カート機能も。

一杯のおいしいコーヒーにより
多くの「良い仕事」が生まれ
結果
鹿児島や日本が元気になる。

そんなシナリオを思い浮かべつつ
パパコーヒーは今年1年精一杯頑張ります。